2009年8月14日 (金)

低視覚者社会適応講習会

 低視覚者社会適応講習会、いわゆるロービジョンケアに関する講習会に参加しました。視覚障害に対するケアでは、いかに残存する視覚を有効に利用するかが重要で拡大鏡や拡大読書器を利用してロービジョンケアが行われてきました。

Photo

 拡大読書器

 また最近の進歩では話題のips細胞を利用した視細胞の再生医療、網膜に電極を設置して電気刺激を脳に伝える人工網膜、また最近実用化されつつあるカメラでとらえた画像を額(おでこ)の電極に伝え認識する方法(Aux DECO,オーデコ)などがあり、今後の選択肢の幅が広くなることが期待できそうです。

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2008年10月11日 (土)

降圧剤が糖尿病網膜症の治療薬に

糖尿病網膜症の治療の話。

糖尿病網膜症の治療といえば網膜レーザー光凝固や硝子体手術が主体となり、薬物治療に関して話題なることはあまりなかった。しかし最近糖尿病網膜症の病態があきらかになるにつれ、さまざま薬物が開発されてきている。そんななか、気になる話題が発表された。

糖尿病網膜症にかかるカンデサルタン(日本製品名:ブロプレス)の
大規模臨床試験DIRECTの結果について

高血圧治療薬であるアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)カンデサルタン(日本製品名:ブロプレス)が糖尿病網膜症の発症予防と進展抑制に有効であったという報告である。有効率に関しては、もう少し向上を期待したいところですがレーザー光凝固の適応になる前に進行を抑えることができれば、それこそ糖尿病網膜症の治療選択のひとつになりえるものとして、今後注目してゆきたいところです。

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